連続強盗の事案(少年事件)
- 2014年10月11日
- 刑事事件の事例
♦ 事件内容
依頼者の少年と成人のグループで,パチンコ店を襲った連続強盗の事案
♦ 解決内容
いくつかの非行事実のうち,もっとも重いものは「強盗致傷」であった。
そのため,少年審判で検察官送致決定(成人と同様の手続で裁かれる決定)となると,裁判員裁判になり,その結果,少年刑務所に入る可能性が高い事案であった。
しかし,付添人(弁護士)が,少年や家族と粘り強く向き合い,少年本人の変化や,少年の家族の変化を裁判所に伝え,少年院における教育による更生の可能性と必要性を訴えたことが認められ,審判においては,少年院送致が決定され,裁判員裁判を受けたり,少年刑務所に入ることを回避できた。