先物取引の被害に遭った事案
- 2014年09月27日
- 詐欺商法の事例
♦事件内容
50代の病院勤務の女性が,先物取引の勧誘を受け,次々と金の買建の取引をさせられた結果,合計1000万円もの損害を負った事案。
♦解決内容
当時,金がどんどんと値上がりしていたが,様々な経済情勢,海外の状況,その他の情報からすれば,業者側は12月半ばには,金が大暴落することを予想出来たのに,業者側は,その事実をかくして,金をもっと買い増すように強く勧めていたことが分かった。
そこで,裁判を起こし,この点を証人尋問などで追及した。
その結果,一審,二審とも,業者の違法性を認め,業者から,約840万円を支払ってもらうことが出来た。